令和4年10月4日（火）　熊本県町村議会議員研修会



研修会に出席した県内の町村議員ら＝熊本市の熊本県立劇場



あいさつをする錦戸俊春副会長（苓北町議長）



　令和4年度熊本県町村議会議員研修会を10月4日、熊本市の熊本県立劇場において開催し、県内の町村議会議員、事務局職員等約380人にご出席いただきました。

　上田茂政副会長（菊陽町議会議長）の開会のことばに続き、錦戸俊春副会長（苓北町議会議長）が挨拶をし、講演に入りました。

　今回の研修は、若者や起業家の移住者が多く、ITベンチャー企業のサテライトオフィスの誘致により多数の雇用を生み出している徳島県神山町のまちづくりを担ってこられた、認定ＮＰＯ法人グリーンバレー理事の大南信也先生に「地方創生とまちづくり」というテーマでご講演をいただきました。

　国際交流活動に始まり、世界から芸術家の移住を受け入れる中で、やがて「ワーク・イン・レジデンス」という、町の将来を考えて「働き手」「起業家」を逆指名する取り組みからサテライトオフィスの誘致につながっていくなど、人が人を呼び込む仕組みづくりや、すべて「ソフト」が先行していくやり方といった、神山町が30年をかけて取り組んでこられた独自のまちづくり方法について、大変興味深いお話をいただきました。

　大南先生の講演終了後、上田副会長が閉会のことばを述べ、研修会は閉会しました。