出席した常任委員長・議会運営委員長ら
令和3年度町村議会常任委員長・議会運営委員長研修会を7月20日、大津町文化ホールで開催し、県内町村議会の常任委員長や議会運営委員長など約170人にご出席いただきました。
研修では、講師として跡見学園女子大学観光コミュニティ学部教授の鍵屋一先生をお呼びし「コロナ禍での自治体防災マネジメントと議員の役割」というテーマでご講演をいただきました。
鍵屋先生からは、「正常化の偏見」という自分にとって都合の悪い情報を無視したり、過小評価してしまう人間の特性があることで、「自分は大丈夫」という心理が働き、災害が発生時に逃げない、あるいは、行政、企業、社会の災害対策の優先順位が低くなるということがあるとのお話がありました。
また、「防災の正四面体」といわれる自助、共助(ボランティア、NPOなど)、近助(近所、福祉、消防団など)、公助(行政、病院、学校など)をめぐる現状、災害時の議会・議員の役割としてやるべきこと、やってはならないことなど、多岐にわたり具体的な事例を交えお話しいただきました。