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熊本県町村議会議長会は

熊本県内31町村の議長で
組織されている団体です



活動報告

 

令和2年10月2日(金) 議員研修会




研修会に出席した県内の町村議員ら=熊本市の熊本県立劇場



あいさつをする稲田忠則会長(益城町議長)



 令和2年度熊本県町村議会議員研修会を10月2日、熊本市の熊本県立劇場において開催し、県内の町村議会議員、事務局職員等約380人にご出席いただきました。

 吉田美好副会長(美里町議会議長)の開会のことばに続き、稲田忠則会長(益城町議会議長)が主催者を代表して挨拶をしました。

 今回の研修は、防災システム研究所長で防災・危機管理アドバイザーでもある山村武彦先生より「これからの防災のあり方」というテーマでご講演をいただきました。

 講演では、世界中の災害で現地調査を実施してこられた経験から、令和2年7月豪雨をはじめ、平成28年熊本地震など、最近の大規模災害に学ぶ個人と自治体の防災・危機管理や、感染症のまん延時に大規模災害が起こる複合災害となった場合の避難方法や避難所運営のポイントなどのお話がありました。

 また、災害から逃げる訓練とともに、災害別・状況別に命を守る訓練や、火を消す訓練とともに火を出さない準備と訓練、閉じ込められた人を助ける訓練とともに、閉じ込められない訓練といった、命を守る「スマート防災訓練」、高齢化社会に不可欠な互近助(ごきんじょ)や防災隣組による災害に強いまちづくりの必要性などについて指摘されました。

 山村先生の講演終了後、桐原則雄副会長(大津町議会議長)が閉会のことばを述べ、研修会は終了しました。

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