出席した県内町村議会事務局職員=熊本市のホテル熊本テルサ
あいさつをする稲田忠則会長(益城町議長)
活発な意見交換が行われた交流会
令和元年度町村議会事務局職員研修を10月16日、熊本市のホテル熊本テルサで開催し、県内の町村議会事務局職員約40人にご出席いただきました。
研修では、講師として三重県地方自治研究センター上席研究員の沖秀宣先生をお呼びし「議会に求められる役割」というテーマでご講演をいただきました。
沖先生からは、議会事務局職員の心構えとして「議会事務局職員は、もっと議会の中に入らないといけない」、「旧態依然の『寝たきり議会』であれば議員をたたきおこし、改革に向けて議論を始めた『目覚めた議会』であれば積極的に議員をサポートし、一休みしている『居眠り議会』であれば政策的なネタを提供し、『真の改革議会』を目指すべき」といったお話をいただきました。
また、議会事務局職員の意識改革が重要だとし「議員が本気にならなければ議会改革は難しいと諦める前に、議員を本気にさせるのが事務局職員の役割。議員と事務局職員は車の両輪」、「議会改革とは議会の議案審議のレベルを上げること」であり、「議員定数削減・報酬減額では改革にならない。議会基本条例の制定や通年制議会を目指し、いかに住民参画ができるかがポイント」といったお話しをいただきました。
研修会終了後は、引き続き出席者による交流会を開催し、各町村の議会事務局職員の皆様で活発な意見交換や交流がなされました。沖先生にも、お忙しい中に最後までご出席をいただき、会を盛り上げていただきました。このページの先頭へ