令和元年10月1日(火) 熊本県町村議会議員研修会
研修会に出席した県内町村議員ら=嘉島町民会館
あいさつをする稲田忠則会長(益城町議長)
令和元年度熊本県町村議会議員研修会を10月1日、嘉島町の嘉島町民会館において開催し、県内の町村議会議員、事務局職員等約400人にご出席いただきました。
吉田美好副会長(美里町議会議長)の開会のことばに続き、稲田忠則会長(益城町議会議長)が主催者を代表して挨拶をしました。
続いて、ご来賓の蒲島郁夫熊本県知事にご挨拶をいただき、講師紹介の後、研修に入りました。
今回の研修は、鳥取県知事や総務大臣を歴任され、現在は早稲田大学公共経営大学院教授の片山善博先生より「これからの議会のあり方・議員への期待」というテーマでご講演をいただきました。
講演では「民主政治に議会は必須であり、消滅したら困るもの」と指摘した上で、統一地方選挙での低投票率について「有権者に関心がないということ。頼られ信頼される議会でなければならない。そのために、議員の考え方を変え、今の時代にあった議会運営方法を模索するべき」、議会の役割については「決めるという事は非常に重要であり、執行部が出す議案を鵜呑みにせず、独自に裏取りをしてしっかりチェックすべき」といったお話をいただきました。
また、真に住民に開かれた議会について「住民が参加できる仕組みを考えることが必要。議会報告会で決まったことを伝えるのではなく、決める前に聞いて住民の意見を聞くべき」といったお話しもいただきました。
片山先生の講演終了後、桐原則雄副会長(大津町議会議長)が閉会のことばを述べ、研修会は経回しました。
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