平成29年7月6日 議員の厚生年金制度加入に向けた法改正案 自民党PT了承
議員厚生年金加入関連法改正案 今後各党の協議へ
地方議会議員が厚生年金制度へ加入するための関連法改正案が7月6日、自由民主党総務部会地方議員年金検討プロジェクトチーム(PT)(座長・金子万寿夫衆議院議員)で審議され、了承された。
全国町村議会議長会によると、今後自民党PTで了承された案を基に各党で協議される見込み。法改正案がいつごろ成立するかは未定としている。
改正される法律は、地方公務員等共済組合法と厚生年金保険法の2本。今回了承された自民党PT案では、資格取得の効果として、地共済法上の長期給付(厚年法による保険給付)、短期給付に加え、人間ドック等の検査補助や貸付事業などの福祉事業が追加された。
都道府県、市、町村の三議長会は、以前から地方議会議員の厚生年金制度加入について要望を重ねており、各議会からは政府に対し意見書を提出している。