令和6年5月14日(火) 町村議会議長研修会・臨時総会
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出席した町村議会議長・事務局長=熊本市の熊本県市町村自治会館
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挨拶をする上田孝会長(美里町議長)
令和6年度町村議会議長研修会と臨時総会を5月14日、熊本市の熊本県市町村自治会館で開催し、県内の町村議会議長、事務局長等約60人にご出席いただきました。
議長研修会では、講師として地域公共交通プロデューサーで名古屋大学大学院環境学研究科の加藤博和教授をお呼びし「地域公共交通政策の今後〜自治体の役割、そして議員への期待〜」というテーマでご講演をいただきました。
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講演を行う名古屋大学の加藤博和教授
加藤教授からは、地域公共交通の重要性から、いかにして持続可能なものとして行くのか、全国の事例を示しながら、その考え方についてお話をいただきました。また、地方議員が心得るべきこととして「公共交通政策が地方公共団体の重要課題であることを深く認識する」「その専門性や地域性が強いため模倣は通用しない」「公共交通の問題は地域の課題を凝縮している」といったご提言をいただきました。
その後、休憩をはさみ、監事1名の補欠選挙を行うため、臨時総会を開催しました。
総会では、中川公則益城町議会議長を総会議長に選任し、議事に入りました。
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総会議長を務める中川公則益城町議長
まず、会議録署名人として、山室昭憲南阿蘇村議会議長、荒川孝一錦町議会議長を指名した後、監事1名の補欠選挙が議題とされ、上田会長より提案理由の説明がありました。その後、選挙の方法を、従来の慣例に従い、会長の指名推選によることと決定し、会長から指名があった、蜚絡D則津奈木町議会議長が新監事に決定しました。
今回選任された監事の任期は令和7年6月13日までの残任期間となります。
監事に就任し挨拶をする蜚絡D則津奈木町議長